2012年6月18日月曜日

パートナーシップの振り返りは、それを強くしてくれる

金曜日に一緒に働いている同僚との雑談が盛り上がり、
次第に新しい環境、組織、挑戦の3ヶ月のパートナーシップの振り返りになりました

フェローの時は家庭医療の診療・教育・研究・経営それぞれが、それはそれで結構大変でしたが、置かれている立場や与えられている責任という視点からは、バランスよくしかも安全に指導医やBossから管理されていた気がします

今は診療も、教育も、研究も、経営も全部リアルワールドの真剣勝負で、特に診療と経営面で立場がぐっと上がり、責任も重くなりました

その中を自分と同僚でバランスを取りつつ、互いの力が発揮されるように互いにリード、メンテナンスしながらの日々を過ごしてきました


面白いのは、それぞれ気になる気づきや疑問が同時に湧いたり、一人で決めた仮決定が2人で相談してもそうズレなかったり、敢えて控えたFeedbackを片方が伝えてくれたり・・・という同時性を発揮する一方で、互いの違い・持ち味が出た時に上手く混ざり合って(二つの川が合流して流れるように)進む感覚があることです


互いの良さと弱さを生かしながら、しなやかで楽しくて深い相互作用を生みながら、
この診療所での家庭医療の実践と教育、そして診療所経営のためのアイディアやモチベーションが湧いていることを感じます

日々相手に対して「自分にない、大切なものを持っている」感って本当に大切ですね

週末にふと思い出して、2年前に買った「Power of 2」という本を読み返してみました
ギャラップ社による5年間での4つの研究から、よいパートナーシップの8つの構成要素が書かれた本です

1相補的な複数の強み(complementary strengths)
2共通のミッション (a common mission)
3公平性(fairness
4信頼感(trust
5受け入れ(acceptance
6許し(forgiveness
7伝え合い(communicating
8滅私(unselfishness

どれも納得です
いっぱい線が引いてあってびっくりした・・

今回は1,4について一緒に振り返った(=7)ことで、8つ全部が確認できた感覚になっていました

Power of 2・・
仕事だけでなく、家庭でもですし、医師患者関係や教育者学習者関係にも必要な要素ですね・・


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