2016年8月25日木曜日

インタビューを受けることの大切さ

久々のブログです。

リオオリンピックが終わりました。
新しい家にはTVがなく…ネットや実家で遅れ遅れ五輪を見ました。

テニスの銅、体操男子・レスリングの逆転劇、男女卓球、男子400mリレーなど後追いでも感動の瞬間でした。あと閉会式も最高でした。
長男も「ゴリンピック!すごい!」と盛り上がっていました。

オリンピック前後に選手はインタビューを受けています。
このインタビュー、選手を強くもするし、弱くもするな…と思ってみていました。
良い質問も有りますが、ああ〜それを聞くと良くないな〜というものも・・・。


昨日は友人から、今日は滋賀県の南の病院の幹部の方からインタビューを受けたのですが、自分の記憶や心の気づかないところにスポットライトが当たった感覚がありました。

これはインタビューをする人の関心や熱意、聴く姿勢によって変わるので、一概には言えませんが、答えることで自分が再構築・再発見されるなと感じます。

診療スタイルに微細な配慮をしていたこと。
今の営みの先の大いなる挑戦と夢を願っていること。

時に忘れがち、気づかず自然体にしてしまいがちな自分の姿勢や信念を再確認できました。

思い出すと、確か医師になって2年目か3年目の時に、所属組織のトップの2名が非常に言語化が卓越しているという認識と同時に、彼らは語る事・語らされる事にずっと晒されて来たからだという仮説をもっていました。やはりその通りなのかもしれません。

滋賀に帰って来て、自分なりにも語る事・語らされる事に晒され、
それでもまだまだ不足感やイマイチ感もありますが、答える事で自分を再発見・開拓する感覚は以前よりも強くあります。

問いが人生を照らすことがある。
誰かに問われる、尋ねられるということは非常に幸せな事かもしれません。


これから増えるであろう「東京オリンピックに向けての質問」は、
多くのアスリートの人達の人生に影響を与えるんでしょうね…。