2009年4月29日水曜日

“アグリカルチャー”から学ぶ学びの文化

田舎の我が家では、家と同じ広さの畑を作っていました
物心ついたときから野菜や果樹が育っていました

毎年GWになると、母の実家の田植えの手伝いに行っていました

兼業でしたが、農業に触れる機会は同世代と比べると多いほうだったな~と振り返って思います


何で農業の話かというと、
『永田農法』という言葉をテレビで知ったことがきっかけでした

http://ja.wikipedia.org/wiki/永田農法

テレビでは『やせた土地ほど野菜本来の成長が生かされ、おいしい野菜に育つ』と紹介していました

『厳しい環境ほど、おいしい家庭医が育つ』に聞こえました
連想もここまで来ると重症です


最近の学びのテーマと合致!!

学習環境がやせた土地で枯れるか枯れないかという環境はどうかな~と思いますが、
肥料をやり過ぎない、環境を整えすぎないことは共通点なのかも・・・と感じました

厳しい研修環境ほど、それを乗り越えればいい研修医に育つに似ている!?のかな~
でも、厳しい環境を乗り越えることは、サポートも手間暇もかかるし・・・
学習環境の安全性と“一皮むける”ための挑戦をするバランスって難しい課題だと思います


身近な組織を思い浮かべると、
その組織や、その世代に、与えられた課題や文化があって、
その中で学習環境の安全性と挑戦するバランスがあって、
成長を遂げてきたように思います

人と野菜をひとくくりにするのは強引ですが、
結局『農業』は『野菜』であって『土』や『肥料』は関係ない!!
つまり『教育』は『人』であって『環境』や『指導』は関係ない??


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永田農法について学びを進めてみました・・・
http://www.1101.com/yasai/10elements/index.html

以下気づきメモ
・やっぱり環境を整えるのが何よりなんだ~
・苗の土を洗う!根を切る!って大胆!!でもよく考えたな~
 ⇒新しい文化に入るときは、経験をリセットする、今までの学び方と違う学びがでるように支援する
・畑にも優しい
 ⇒昨年は外で研修していたので『野菜と畑』で悩んでいました。野菜と畑のいい関係っていいですね!!  

う~ん、結局はその『人』本来の持ち味が成長するような『環境』を整えて、
その環境から吸収できるような『学び方』を支援して、タイミングをみて『肥料』を追加して、
『手間暇』かけることですか・・・ね


農業も教育もいずれも“お天気”に左右されるから難しい!!のかも…
オチた感じですね