2009年10月15日木曜日

長い外来を乗り越えた後の振り返り 

新しい診療所では、新しい環境との出会いです
内的なものも外的なものも

この間はご飯も取れず7時間ぶっ続けの外来を初めて経験しました
要因はいろいろあるので稀有なケースだとは思っていますが・・・

そういった初の経験で自分を知ることができます


外来が5-6時間経過しても、自分をメンテナンスしながら、
・ある困難な状況でも衝突を回避するマネージメントを遂行
・問題点を見定めてAgendaを満たす外来
が出来たことは自信になりました


疲労で容易に陰性感情が沸きやすいこともわかりましたし、
それを患者さんとのコミュニケーションをとりながら軽減する術も経験することができました

家庭医は身近な患者さんから元気をもらえます
内的な動きに注意することも大切でした


振り返ると、大崩れせず、むしろ無事出来たのは、
ゆっくり外来を積み重ねた初期研修+後期研修1年目のおかげだと思っています

色んな局面でそれを感じることができました
思い出すのは本輪西の日々です

室蘭を離れた同期から、室蘭で学んだことが役立っていると聞いたことがありましたが、
その気持ちが良く分かる瞬間でした


と、いいながらも、お恥ずかしいことに、
・とある検査を出したのに、その後の確認が抜けていた(周囲のカバーで助かりました)
という出来事が起こっており・・・

ポジティブの維持も、ネガティブの修正も、
どれもこれもスタッフや患者さんからの助けがあってのこと

自分ひとりだけでメンテナンスは出来ないな~ということも感じました


新しい環境では新しい学びが多いです

一つのところで根を張る日を夢見ながら、
新しい環境で学べることを大切にして過ごそうと思います。