2011年4月8日金曜日

家庭医療を実践する診療所の事業目標

今夜はフェロー2年目ということもあって、
平成23年度の更別村国保診療所の事業目標について所長とディスカッションしました。

今までは診療所の事業計画なんて眺めていた(これだけでも勉強になっていましたが・・)だけなので、
今回、このような機会があってスペシャルな気分でした。


まずはこれから数年後の事業目標を大まかに決めるところから始めました。
外的と内的な変化を予想し、その中であるべき診療所の姿を想像するプロセスでした。

種々の変化を踏まえても、家庭医療診療所としてこの村に生き生きと機能している診療所の姿が見えてきました。現実を踏まえつつ、大きな目標を決めるって大切ですね。


そして、各領域ごとの事業の創造と抽出の作業に入ります。
のべ一年半いた診療所なので、ある程度の現実の把握、事業の理解、そして他の診療所との比較を織り交ぜながら、所長と新規事業や継続事業を創造、整理しました。


大きな目標があるので、個々の領域・事業目標も生き生きと感じました。
そして、目標にできないけれど大切な取り組みが沢山あることも学ぶことができました。

どれも流石10年目の更別村診療所!!って思えるようなあり方で、
診療所を任された時の大切な原型をここで目の当たりにできたひと時でした。