2008年9月28日日曜日

半年間の振り返りで気づいたこと・・・

3日前にこの半年間の振り返りがありました

北海道家庭医療学センターでは、
指導医と3ヶ月ごとに振り返りを行っているですが、
前回アクシデントで飛んでしまったので、札幌に来て初の振り返りです

昨年までは大体1ヶ月ごとに振り返りをしていました。
しかも毎週振り返りの時間を作り、記録していたのでビデオの記録のような振り返りが多かったのです。


が、
準備に向けてほぼ1週間、手帳を見ながら思い起こしながら…
4月から9月まで・・・を振り返ってみました。
ざっくりとした中でも、大きなテーマがいくつかありました。

・不慣れな病棟だったけど、種々の要因・支援で家庭医のままで働けたこと
・子供が生まれたことでの公私にわたる味わい深く、一部葛藤を伴う変化
・新しい職場での働き方のクセや、背伸びしてしまう自分の傾向
・自分が本当にやりたいと思っている仕事への情熱
などなど・・・

その様々な構成要素とそれらのインタラクションがボワッと見えてきました。
ひとつの事象が、別の事象と一塊となって、その集合体への振り返りがに多くなりました。

今回は、意図せずそうなってしまったのですが、それが良かったです。


当日も、いつもより生き方、働き方、ライフワークバランスなどが話題の中心となっていました
事例ごと、事象ごとの振り返りは、減ってしまったのですが、
今回は指導医からのコメントも非常にメタでした



振り返る時間がより長くなると、
気づきや内省が、よりメタになるんだな・・・と実感しました

たまには一年間を振り返る、とか
今日までの人生を振り返る、とか
やると違うんでしょうね・・・
やるといいんでしょうね・・・

今回は、
・種々の成功体験を「よかったよかった」にしない。成功の条件が揃っていたことを忘れない。

・仕事が順調なときほど仕事を増やさない
(これはこの振り返りの翌日、同じ病院の同期にも言われました。しかも、システム理論でも支持された内容と・・・)

・自分の役割を理解して徹して全うする

などなど、大切にすべき気づきやメッセージを感じました。
しみじみ感じました。


最近読んだ本に、
『学ぶことは壊れること。壊れるからこそ新たに生まれることがある』
とありました

この半年間の学びで、自分の一部が壊れゆく感じは、怖かったし、時に痛かったけど、
前を向いて、楽しんでいたからこそ、今生まれつつある新しい自分も歓迎できています


やはり非常に深い機会になりました


来週末からようやく夏休暇です
日本海の船旅、実家ライフ、アートな離島を楽しみます!!
勝手にサバティカルと名付けて、いろいろReflectionしてみようかな・・・