2008年9月23日火曜日

家庭医とスタバのバリスタとの共通のキーワード

学生時代は三条大橋西のスタバに好んで通っていました
鴨川を見下ろし、東山を見上げ、ちょっと異国情緒のあるスタバが好きでした

スタバの居心地は、家庭医療の提供しようとするものに、
ほんのり似ていると以前から思っていました

以前Penという雑誌のスタバの紹介の文章を下記のようにいじってみました
(バリスタを家庭医に変えて遊んでみました。)

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家庭医療

家庭医がつくる、新しい医療文化

北海道の工業都市室蘭に、家庭医療の教育施設が生まれて12年になる。
診療所で働く若手の家庭医は、適切な医療を実践するだけでなく、通って来る患者さんとの自然な会話を通して、よりよいマネージメントを提供する。
家庭医を頼ってさまざまな訴えや相談が持ちかけられる中、誰もが健康に幸せな人生を過ごし、やがて地域のコミュニティが形成される。
どんな健康相談にも笑顔で応じて、独自の方法で問題解決を可能にする家庭医。
そんな家庭医たちがつくる、新しい医療文化とはどのようなものか、本場室蘭からレポートしよう。
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なんてね。かっこよすぎですね。
現実はもっと悩んだり、困ったりなんでしょうけど・・・。

コーヒーを提供するという文章がこうもしっくり変換できるのが楽しかったという話でした。


その後、スタバの「グリーンエプロンブック」なるもの読み、一人一人へのカスタマイズや、
その人の人生に関わることを喜びとするバリスタの姿勢に、ますます家庭医療に似ている…と実感。

医療なので、徹底した顧客志向な訳ではないけれども、
サービスのパラダイムシフトを起こしたスタバは、
医療のパラダイムシフトを起こそうとしている家庭医療にやっぱり似ていると読んで思いました。

しかも、キーワードが一致していました。
「関係性からの人間性の回復」という言葉でした。