関西FMの勉強会で、M先生が家庭医の学習方法を「山登り」と「波乗り」で説明していた。
山登りは、反復のプロになるため。
波乗りは、発見のプロになるため。
そう聞こえた。
いろんな文献と経験と、今のM先生の旬な(凝縮された)レクチャーで美味しい!
これを専攻医の時に聞けていたら、家庭医ライフのエクスペディションはもっとクリアだったんだろうな。でも夢中で霧中だったからよかったのかもね。
リアルに登山やカヤックをしていると、その旅の仕方が違うな・・・という事を思い出した。
登山は軽いほうがいいけど安全性が大切。検証を怠れない。
カヤックは重くても大丈夫だけど快適性が大切。その日その日の停泊するビーチの探索が侮れない。
必要な装備を備えて高度を上げるための身体性と、
波を読んで風を味方につけてパドリングする身体性は、
違う両者だけど相互に生きているように感じる。
キャリアも山登りと波乗り(というか肯定される漂流)と昔勉強したな・・・。
Creative Selfの絵もカヤックに似ている。
自分らしく生きていく、大切なバランス、安定性、漕ぐ力。
日々の波風や季節やその地形からくる潮流、そして大きな時代の海流
生きたい場所に行けないこともあるけど、くるくるとバウが回ることもあるけど、
それも旅と思えたなら楽しめるのかしれない。