週末に精神科の後期研修をしている友人と
「2008年度の教育歴振り返り」と称して一年(弱)を「教育」を中心に振り返ってみました
互いに初期研修医の教育に関わることが多かった一年だったので、
たまたま年始に電話したときに企画を思いつきました
やはり「評価」って難しいねという話になりました
特に彼の場合は事前の目標設定がない困難さを痛感しているようでした
そんな中でも現場やシステムの限界まで彼が奮闘してよりよい研修医教育をしようとしている様子が知れました
ただ、システムや現場の限界を改善することは後期研修医の身分を超えることもあり…
裁量を持っている中で、どんな教育のリソースがあるのかについて話題が進みました
そして、後期研修医とコメディカルとの情報交換や協働を、
初期研修レベルでも体験してもらうことは、僕らの裁量の中でできるよね~という発見ができました
僕自身は怒涛のレクチャーをした一年でしたが、
『参加者の背景やニーズを知ることが、モチベーションになって、これだけできた』
という事に気づかされました
彼は「オートクライン(=自分で話したことを聞いて気づく行為)」だねと言っていました
今後、困難なレクチャーがあっても背景やニーズを知る作業をまず大切にしたいと思います
個人的に気づいた弱点は、
レクチャーするときに『抽象的な話をするときに具体的な物語を挟むこと』
が足りないことです
よくよく思い出せば、作成中のレクチャーを人に見せたときによく指摘されたことでした
この「大局的な構図」+「象徴的な物語」の組みあわせも忘れないようにしたいです
聞いている人にとっては聞きやすいバランスを提供できそうです
初期研修中によく相談してもらっていた友人だったので、
いろいろ気兼ねなく話せて楽しくも学びに満ちたひと時でした
ピアメンターというべきかもしれません
2月はトピックについてSEAをして、3月は2009年度の教育目標を立てようということになりました
久々のコラボでしたが楽しい二時間でした
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