来る12月6日、7日に京都大学で家庭医療の勉強会に参加します
学生さんが主体で開催してくれている勉強会で、今年で五回目になります
一回目は学生として主催者
二回目は初期研修医としてWSの演者
三回目は後輩達のWSの統括、仲間とのOBセッションの開催
四回目は後輩のOBセッションのコーディネート
と歴史を振り返っても思い出多い勉強会です
そして、今年こそは欠席かと思っていましたが、
性懲りも無く参加することになりました(実は参加したかったのですが・・・)
今回は、90分の枠を目いっぱい使って物語を語ろうと思っています
先日の夏の総合診療セミナーで初期研修医のS先生が、
物語風にWSをやったのが魅力的だったので、一度やってみたいと思っていました
物語の主人公は、医師人生の4年間の中で忘れられないNさんと、その家族との4ヶ月です
ただ淡々と日記を読むように、物語を編むように、エッセイを綴る様に話す
チャレンジングなWSですが、Nさんとその家族との4ヶ月はその価値が十分に詰まっていて自信を持って臨めそうです
準備をしながら、
何度も何度もあのときのNさん、家族の皆さんと再会したような気分になりました
そして、そのときの自分とも再会したような感覚になりました
指導医から「家庭医としての宝物として経験」と表現されたのも納得です
今振り返っても、多くの意味や学びに満ちた経験だったと改めて思います
時間がたっているからこそ、再会は意味を深めるような気がしました
実は、先日14年ぶりに大切な人との再会があり、
その年歳月が経っているからこその、再会の味わい深さを覚えました
ただ懐かしいというよりも、喜びと切なさを混ぜたよう“懐かしい”という感覚でした
今、Nさんとその家族の物語をたどっていた中でも、
複雑で葛藤もあり苦い部分もありつつ、
その苦さのなかの豊かな香りや味わいのコクが、
熟成されたテイストになっているイメージを覚えました
一つの感情では記憶できていないと言うことが、大切な出来事の証拠なのかもしれません
と気づいた夜でした
1 件のコメント:
こんにちはです。お時間空いてしまいましたが、新宿でご一緒にお茶させて頂きました者でございます(で、わかるよね?
松井君らしさの詰まった、いかにもって感じのブログで、私の日々のよしなしごとだらけのブログが恥ずかしくなりました。。。(が、一応晒しておきます
北の大地は是非足を踏み入れたいと思っているので、その節はよろしくです。またいろいろと語りましょう。
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