更別に来て、一日一日が濃厚なように感じます
一週間が濃密です
それは多彩な役割と機能を担う環境ならではの時間の感覚なのかもしれません
もしくは時間量が同じでも経験量と情報量が増えているからかもしれません
ゆっくり時間が過ぎていると感じているとき
それはInputの情報が増えている時間が多いことが多いです
例えば、今日一日を振り返っても「充実」の一言につきます
午前は一人一人が濃密な外来でした
悩み、迷いして、でも内省すると少し光があって、
自分と患者さんの間の今日のゴールを探る感覚で進めるコミュニケーションを
どこか客観的に見ている楽しさと緊張感がありました
午後からは初期研修医の指導単位
ついこの間まで同じような学習者だったので、
なんとなく葛藤point、緊張pointがここではないかと一緒にDiscussionします…
Feedbackが利いているところは嬉しい
届かないアドバイスは『やっぱり』と反省・・・
外来後に課題が見つかっても答えを出さず、
一緒に『どうする?』って悩んでみる
この有意味な沈黙の時間が大切なんだと感じますね
夜のカンファでは、初期研修医のプレゼンに対して指導医からのコメント
これが宝石みたいです
結晶化された感じが素敵
自分には持てていない視点と気づきでさらに厚みが増しました
自分の指導がダメだったとは思いませんが、
指導医のコメントの結晶具合にまだまだ目指す指導医には道のりが遠いなと、
課題が見つかる楽しさがあります
そして、今日の締めは後輩のビデオレビュー
安全で適切な学習環境の構築が目の前でデザインされるのも目の当たりにしたのが
学び多い時間になりました
後輩の十分な外来パフォーマンスに対して、
ちょっと先輩として何を伝えるべきか、何が次に出来たらさらに改善するか…
アンテナを感度MaxにしてFeedback…
この感覚は以前室蘭で日々Feedbackを繰り返していた3年目の時を彷彿とさせました
一年先輩というプレッシャーや役割って大切なトリガーだと思い出しました
ソロではなくグループだからこそ、
単一ではなく多様だからこそ、
そして、それを許容する容量の環境だからこそ、
濃密に学べる有り難みを感じます
帰宅後、晴れやかな気持ちでした
帰りも遅い日が多く、当直もここ数日当たりが多く疲れていない訳はないです
でも疲労が淡い感覚なのです
仕事が充実すると、幸せな一日になると改めて感じました
そして、充実するようにデザインすると素晴らしい一日になると感じました
一人だけでなくそれが共有できる職場であることに感謝して…
おやすみなさい
2009年5月11日月曜日
モデリングのモチベーション
今週末、旭川医大で開催された勉強会に出張で行ってきました
北海道家庭医療学センターで毎年恒例となっている学生主催の勉強会です
行きは雪解けの三国峠、帰りは富良野を通ったので出張という名の観光ドライブでもありました
晴天+桜満開で一番春を感じる週末だったからかもしれませんが・・・
北海道家庭医療学センターの先輩も含め、4名のレクチャーを聞きました
内容はもちろんですがプレゼンスキルや講義方法が勉強になりました
最近のSelf awarenessで、『モデリングでの学びが多い』ということを知ったので、
余計に意識してレクチャーを聴いてしまいました
レクチャー方法のTipsの宝庫でした
以下一部抜粋です・・・
・『あえて自分なりの問題意識とその答えを持ち、伝える』
演者がもつ問題意識を聞くことでグッと引き寄せられる感覚がありました
あるテーマでの問題点やキモを説得力を持って説明されるといいイントロになります
・『概念は図にする』
だらだらしゃべるより、ぐどぐど説明するよりすっきりです
ただし図がシンプルなことが大切・・・
・『自分にとって大切な経験の語り部になる、そしてキーメッセージを抽出する』
家庭医は患者さんのエピソードでのプレゼンをしてこそ!!と前々から思っているので、
前半の『経験の語り部』は重要視していました
ただ、そこから『キーとなるメッセージを抽出する』となると一味変わりますね~
・『自分が楽しくなる』
自分のネタでウケる芸人もアリというスタンスですね・・・
聞いている人達の表情がとっても素敵な時間でした
・『百聞は一見にしかず、百見は一動にしかず』
やっぱり経験してこそ学びが深まるんですね!!
領域によってはリアルに近い模擬経験をデザインする事って大切ですね~
モデリングですが、
注意して観察する⇒取り込んで保持する⇒再生する
という3つのstepがあるそうです
そして、このいずれにもモチベーションが絡んでくると言われています
今回のモチベーションを考えてみると、
学生さんの反応も観察していたからこそ!!
と振り返って思いました
彼らが前のめりな姿勢への変化や、
思わずメモを走らせる瞬間、
深いうなずきがあるタイミング
そのときの演者の言動をモデリングするからこそ、
より強い保持ができて、今後再生可能なものになるんだろうな~と感じました
更別でもレクチャーの機会がわんさかとあるので、ひとつずつtryしていこうと思います
今回は500kmの旅路でした、GWと積算してこの一週間での走行距離は1500km弱・・・
北海道は広い!!
レクチャーは深い!!
北海道家庭医療学センターで毎年恒例となっている学生主催の勉強会です
行きは雪解けの三国峠、帰りは富良野を通ったので出張という名の観光ドライブでもありました
晴天+桜満開で一番春を感じる週末だったからかもしれませんが・・・
北海道家庭医療学センターの先輩も含め、4名のレクチャーを聞きました
内容はもちろんですがプレゼンスキルや講義方法が勉強になりました
最近のSelf awarenessで、『モデリングでの学びが多い』ということを知ったので、
余計に意識してレクチャーを聴いてしまいました
レクチャー方法のTipsの宝庫でした
以下一部抜粋です・・・
・『あえて自分なりの問題意識とその答えを持ち、伝える』
演者がもつ問題意識を聞くことでグッと引き寄せられる感覚がありました
あるテーマでの問題点やキモを説得力を持って説明されるといいイントロになります
・『概念は図にする』
だらだらしゃべるより、ぐどぐど説明するよりすっきりです
ただし図がシンプルなことが大切・・・
・『自分にとって大切な経験の語り部になる、そしてキーメッセージを抽出する』
家庭医は患者さんのエピソードでのプレゼンをしてこそ!!と前々から思っているので、
前半の『経験の語り部』は重要視していました
ただ、そこから『キーとなるメッセージを抽出する』となると一味変わりますね~
・『自分が楽しくなる』
自分のネタでウケる芸人もアリというスタンスですね・・・
聞いている人達の表情がとっても素敵な時間でした
・『百聞は一見にしかず、百見は一動にしかず』
やっぱり経験してこそ学びが深まるんですね!!
領域によってはリアルに近い模擬経験をデザインする事って大切ですね~
モデリングですが、
注意して観察する⇒取り込んで保持する⇒再生する
という3つのstepがあるそうです
そして、このいずれにもモチベーションが絡んでくると言われています
今回のモチベーションを考えてみると、
学生さんの反応も観察していたからこそ!!
と振り返って思いました
彼らが前のめりな姿勢への変化や、
思わずメモを走らせる瞬間、
深いうなずきがあるタイミング
そのときの演者の言動をモデリングするからこそ、
より強い保持ができて、今後再生可能なものになるんだろうな~と感じました
更別でもレクチャーの機会がわんさかとあるので、ひとつずつtryしていこうと思います
今回は500kmの旅路でした、GWと積算してこの一週間での走行距離は1500km弱・・・
北海道は広い!!
レクチャーは深い!!
2009年4月29日水曜日
“アグリカルチャー”から学ぶ学びの文化
田舎の我が家では、家と同じ広さの畑を作っていました
物心ついたときから野菜や果樹が育っていました
毎年GWになると、母の実家の田植えの手伝いに行っていました
兼業でしたが、農業に触れる機会は同世代と比べると多いほうだったな~と振り返って思います
何で農業の話かというと、
『永田農法』という言葉をテレビで知ったことがきっかけでした
http://ja.wikipedia.org/wiki/永田農法
テレビでは『やせた土地ほど野菜本来の成長が生かされ、おいしい野菜に育つ』と紹介していました
『厳しい環境ほど、おいしい家庭医が育つ』に聞こえました
連想もここまで来ると重症です
最近の学びのテーマと合致!!
学習環境がやせた土地で枯れるか枯れないかという環境はどうかな~と思いますが、
肥料をやり過ぎない、環境を整えすぎないことは共通点なのかも・・・と感じました
厳しい研修環境ほど、それを乗り越えればいい研修医に育つに似ている!?のかな~
でも、厳しい環境を乗り越えることは、サポートも手間暇もかかるし・・・
学習環境の安全性と“一皮むける”ための挑戦をするバランスって難しい課題だと思います
身近な組織を思い浮かべると、
その組織や、その世代に、与えられた課題や文化があって、
その中で学習環境の安全性と挑戦するバランスがあって、
成長を遂げてきたように思います
人と野菜をひとくくりにするのは強引ですが、
結局『農業』は『野菜』であって『土』や『肥料』は関係ない!!
つまり『教育』は『人』であって『環境』や『指導』は関係ない??
------
永田農法について学びを進めてみました・・・
http://www.1101.com/yasai/10elements/index.html
以下気づきメモ
・やっぱり環境を整えるのが何よりなんだ~
・苗の土を洗う!根を切る!って大胆!!でもよく考えたな~
⇒新しい文化に入るときは、経験をリセットする、今までの学び方と違う学びがでるように支援する
・畑にも優しい
⇒昨年は外で研修していたので『野菜と畑』で悩んでいました。野菜と畑のいい関係っていいですね!!
う~ん、結局はその『人』本来の持ち味が成長するような『環境』を整えて、
その環境から吸収できるような『学び方』を支援して、タイミングをみて『肥料』を追加して、
『手間暇』かけることですか・・・ね
農業も教育もいずれも“お天気”に左右されるから難しい!!のかも…
オチた感じですね
物心ついたときから野菜や果樹が育っていました
毎年GWになると、母の実家の田植えの手伝いに行っていました
兼業でしたが、農業に触れる機会は同世代と比べると多いほうだったな~と振り返って思います
何で農業の話かというと、
『永田農法』という言葉をテレビで知ったことがきっかけでした
http://ja.wikipedia.org/wiki/永田農法
テレビでは『やせた土地ほど野菜本来の成長が生かされ、おいしい野菜に育つ』と紹介していました
『厳しい環境ほど、おいしい家庭医が育つ』に聞こえました
連想もここまで来ると重症です
最近の学びのテーマと合致!!
学習環境がやせた土地で枯れるか枯れないかという環境はどうかな~と思いますが、
肥料をやり過ぎない、環境を整えすぎないことは共通点なのかも・・・と感じました
厳しい研修環境ほど、それを乗り越えればいい研修医に育つに似ている!?のかな~
でも、厳しい環境を乗り越えることは、サポートも手間暇もかかるし・・・
学習環境の安全性と“一皮むける”ための挑戦をするバランスって難しい課題だと思います
身近な組織を思い浮かべると、
その組織や、その世代に、与えられた課題や文化があって、
その中で学習環境の安全性と挑戦するバランスがあって、
成長を遂げてきたように思います
人と野菜をひとくくりにするのは強引ですが、
結局『農業』は『野菜』であって『土』や『肥料』は関係ない!!
つまり『教育』は『人』であって『環境』や『指導』は関係ない??
------
永田農法について学びを進めてみました・・・
http://www.1101.com/yasai/10elements/index.html
以下気づきメモ
・やっぱり環境を整えるのが何よりなんだ~
・苗の土を洗う!根を切る!って大胆!!でもよく考えたな~
⇒新しい文化に入るときは、経験をリセットする、今までの学び方と違う学びがでるように支援する
・畑にも優しい
⇒昨年は外で研修していたので『野菜と畑』で悩んでいました。野菜と畑のいい関係っていいですね!!
う~ん、結局はその『人』本来の持ち味が成長するような『環境』を整えて、
その環境から吸収できるような『学び方』を支援して、タイミングをみて『肥料』を追加して、
『手間暇』かけることですか・・・ね
農業も教育もいずれも“お天気”に左右されるから難しい!!のかも…
オチた感じですね
2009年4月25日土曜日
見えないものを見る力の大切さ
十勝毎日新聞という地域紙に着任の記事が掲載されました
http://www.tokachimail.com/sarabetsu/
前後して診療所便りが村で配布されました
それからというもの、
学校健診に出かけたり、
特老スタッフとの飲み会や、
近隣の茶道の教室で、
良く知られていると感じる発言を貰います
「先生関西出身なんでしょ?」
「たしかテニスをされるって。。。7月に大会が有るのですが・・・」
「もうお父さんなんですよね・・」
発信された側は、影響を見積もれませんが、
反応が帰ってきて始めて、周囲からの関心や注意を感じることが出来ました
自意識過剰なのかもしれませんが、
例えば村の温泉で
「今度の先生は、滋賀出身だって・・」
「どうりで訛りがあるんだね~」という会話も有るかもしれません
自分の見えない影響をどう自覚するか…
大切な課題であり、大きな成長のための鍵のように感じました
以下、2009年4月16日の記事より
------
村国保診療所 後期研修医 松井さん木田さん着任
村国保診療所(山田康介所長)にこのほど、後期研修医の松井善典さん(28)と木田盛夫さん(31)が着任した。2人は「地域に根差した医療現場で学びながら、患者の役に立ちたい」と張り切っている。
松井さんは滋賀県出身。滋賀医科大医学部在学中に「家庭医」を志し、卒業後に室蘭や礼文島、札幌の各病院や診療所で研修を積んだ。「家庭医療について、自分の言葉で経験談を話せるようになってきた」と話す。
思い出深い患者も増えてきたといい、「更別でも多くの出会いがあれば。子供たちと触れ合う機会もほしい」と意気込んでいる。趣味のテニスと茶道も楽しむ予定だ。
木田さんは岐阜県出身。山形大学医学部を卒業後、沖縄県の病院で5年間の研修に臨んだが、家庭医を目指し、道家庭医療学センターの後期研修生として応募。今年からさらに3年間の研修を積む。
「更別は新たなスタートの場。介護士、保健師を含めた地域コミュニティーの中で包括的に治療を実践している。地域医療を学ぶ身だが、住民の皆さんにできる限りの医療を提供したい」と話す。
ともに研修期間は9月末までの半年。同診療所は3月末で安藤高志医師が上川管内の診療所に移り、福井慶太郎さんも研修を終えて離任。今回、松井さんと木田さんが加わったため、3人体制は変わらず、診療時間や科目などへの影響はない。(北雅貴)
http://www.tokachimail.com/sarabetsu/
前後して診療所便りが村で配布されました
それからというもの、
学校健診に出かけたり、
特老スタッフとの飲み会や、
近隣の茶道の教室で、
良く知られていると感じる発言を貰います
「先生関西出身なんでしょ?」
「たしかテニスをされるって。。。7月に大会が有るのですが・・・」
「もうお父さんなんですよね・・」
発信された側は、影響を見積もれませんが、
反応が帰ってきて始めて、周囲からの関心や注意を感じることが出来ました
自意識過剰なのかもしれませんが、
例えば村の温泉で
「今度の先生は、滋賀出身だって・・」
「どうりで訛りがあるんだね~」という会話も有るかもしれません
自分の見えない影響をどう自覚するか…
大切な課題であり、大きな成長のための鍵のように感じました
以下、2009年4月16日の記事より
------
村国保診療所 後期研修医 松井さん木田さん着任
村国保診療所(山田康介所長)にこのほど、後期研修医の松井善典さん(28)と木田盛夫さん(31)が着任した。2人は「地域に根差した医療現場で学びながら、患者の役に立ちたい」と張り切っている。
松井さんは滋賀県出身。滋賀医科大医学部在学中に「家庭医」を志し、卒業後に室蘭や礼文島、札幌の各病院や診療所で研修を積んだ。「家庭医療について、自分の言葉で経験談を話せるようになってきた」と話す。
思い出深い患者も増えてきたといい、「更別でも多くの出会いがあれば。子供たちと触れ合う機会もほしい」と意気込んでいる。趣味のテニスと茶道も楽しむ予定だ。
木田さんは岐阜県出身。山形大学医学部を卒業後、沖縄県の病院で5年間の研修に臨んだが、家庭医を目指し、道家庭医療学センターの後期研修生として応募。今年からさらに3年間の研修を積む。
「更別は新たなスタートの場。介護士、保健師を含めた地域コミュニティーの中で包括的に治療を実践している。地域医療を学ぶ身だが、住民の皆さんにできる限りの医療を提供したい」と話す。
ともに研修期間は9月末までの半年。同診療所は3月末で安藤高志医師が上川管内の診療所に移り、福井慶太郎さんも研修を終えて離任。今回、松井さんと木田さんが加わったため、3人体制は変わらず、診療時間や科目などへの影響はない。(北雅貴)
2009年4月18日土曜日
北海道家庭医療学センターの強みの3つ のうちの1つ
最近進路について悩んでいます
そんな中で、たまたまメールで案内が来ていた内容がFitして、
『「見どころのある部下」支援法』という本を買いました
目次に惹かれて早速読んでみました
著者は、神戸大学大学院経営学研究科を卒業された方で、
あの金井壽宏先生に師事した谷口智彦先生です。なるほどその流れを感じる内容でした。
(名著「経験からの学習」を書いた小樽の松尾先生も神戸大学大学院経営学研究科に移られました
今神戸がアツいです。)
どちらかというと上司・管理者向けの本なので、
followerやresident向けではないのかもしれません・・・
読んではっとしたのは、
2章:リーダーを育む「8つの経験」という分類があり、
そのほとんどを北海道家庭医療学センターのstaff/fellowの先生方が経験されていることでした
その8つとは、
1初期の仕事経験
2上司から学ぶ経験
3人事異動の経験
4プロジェクト型の仕事経験
5管理職になる経験
6海外勤務経験
7立ち上げ経験
8修羅場の経験
です
1初期の仕事経験とは、おそらく室蘭でのHalf Day Backの日々
家庭医としての姿勢や視点を身につけた時期
3の移動はまさにHCFMの後期研修を特徴付けている多彩な場での学び
所違えば文化も違い、その中で醸成される、診断推論、ものの見え方、柔軟な適応方法などの吸収
4のProjectも常に存在していますし、
5の管理職経験も、一般社会と比較すると早いくらいのタイミングで積んでおられます(この業界が早いのですが・・・)
7の立ち上げも更別、寿都、そして上川と順を追って進んでいます
当初は大きなストレスもあったでしょうが、混沌の中でポイントが整理され、ノウハウが蓄積され、
組織の知になっているように想像します
8は最近のは記憶に新しいですが、きっと時々にあったはず・・・
特に、修羅場とまでいかないにしても、
後期研修医としてもっとも『すごいな~』感じるのが、
「3人体制の残り2人が次々と交代する中でパフォーマンスを落とさないポテンシャル」の強さ
です
これは大小様々の内的や外的なConflictがあるはずです
そう思うと、HCFMには内外のリーダーを育てる土壌があったんですね・・・
そして、それらを経て現在進行形で積んでいるリーダーが複数居るからこそ、
今の世代には安全な学習環境や、サイト内での正統的周辺参加が可能になっているのかもしれません
かつては危険と隣り合わせの学習環境&非正統的(いきなり)中心参加(そんな言葉は無いですが)だったんでしょうね・・・
そして、12年のHCFMの歴史の中で、
(自分のこの4年ちょっとを振り返ってみても、)
1初期の仕事経験
2上司から学ぶ経験
3人事異動の経験
4プロジェクト型の仕事経験
5管理職になる経験
6海外勤務経験
7立ち上げ経験
8修羅場の経験
の2「上司から学ぶ経験」、4「プロジェクトから学ぶ経験」のボリュームが以前より増えていることを感じます
常に甘んじては成長がないと思いますが、上司のDeep Smartを伝え聞くこと、感じ取ることは大きな糧になっています
最近チーフレジデントとして会議に参加していると、夏の日差しのようにもろに感じます
その環境の中で、自分なりの情熱と創造性を持ちながら、
共に働くこのできる場がある研修であることが強みだと感じとりました
そんな中で、たまたまメールで案内が来ていた内容がFitして、
『「見どころのある部下」支援法』という本を買いました
目次に惹かれて早速読んでみました
著者は、神戸大学大学院経営学研究科を卒業された方で、
あの金井壽宏先生に師事した谷口智彦先生です。なるほどその流れを感じる内容でした。
(名著「経験からの学習」を書いた小樽の松尾先生も神戸大学大学院経営学研究科に移られました
今神戸がアツいです。)
どちらかというと上司・管理者向けの本なので、
followerやresident向けではないのかもしれません・・・
読んではっとしたのは、
2章:リーダーを育む「8つの経験」という分類があり、
そのほとんどを北海道家庭医療学センターのstaff/fellowの先生方が経験されていることでした
その8つとは、
1初期の仕事経験
2上司から学ぶ経験
3人事異動の経験
4プロジェクト型の仕事経験
5管理職になる経験
6海外勤務経験
7立ち上げ経験
8修羅場の経験
です
1初期の仕事経験とは、おそらく室蘭でのHalf Day Backの日々
家庭医としての姿勢や視点を身につけた時期
3の移動はまさにHCFMの後期研修を特徴付けている多彩な場での学び
所違えば文化も違い、その中で醸成される、診断推論、ものの見え方、柔軟な適応方法などの吸収
4のProjectも常に存在していますし、
5の管理職経験も、一般社会と比較すると早いくらいのタイミングで積んでおられます(この業界が早いのですが・・・)
7の立ち上げも更別、寿都、そして上川と順を追って進んでいます
当初は大きなストレスもあったでしょうが、混沌の中でポイントが整理され、ノウハウが蓄積され、
組織の知になっているように想像します
8は最近のは記憶に新しいですが、きっと時々にあったはず・・・
特に、修羅場とまでいかないにしても、
後期研修医としてもっとも『すごいな~』感じるのが、
「3人体制の残り2人が次々と交代する中でパフォーマンスを落とさないポテンシャル」の強さ
です
これは大小様々の内的や外的なConflictがあるはずです
そう思うと、HCFMには内外のリーダーを育てる土壌があったんですね・・・
そして、それらを経て現在進行形で積んでいるリーダーが複数居るからこそ、
今の世代には安全な学習環境や、サイト内での正統的周辺参加が可能になっているのかもしれません
かつては危険と隣り合わせの学習環境&非正統的(いきなり)中心参加(そんな言葉は無いですが)だったんでしょうね・・・
そして、12年のHCFMの歴史の中で、
(自分のこの4年ちょっとを振り返ってみても、)
1初期の仕事経験
2上司から学ぶ経験
3人事異動の経験
4プロジェクト型の仕事経験
5管理職になる経験
6海外勤務経験
7立ち上げ経験
8修羅場の経験
の2「上司から学ぶ経験」、4「プロジェクトから学ぶ経験」のボリュームが以前より増えていることを感じます
常に甘んじては成長がないと思いますが、上司のDeep Smartを伝え聞くこと、感じ取ることは大きな糧になっています
最近チーフレジデントとして会議に参加していると、夏の日差しのようにもろに感じます
その環境の中で、自分なりの情熱と創造性を持ちながら、
共に働くこのできる場がある研修であることが強みだと感じとりました
2009年4月14日火曜日
3年目の春、十勝の“広さ”と“はやさ”
とうとう後期研修も3年目を迎えました・・・
今のプログラムでは最後の一年になります
赴任先は十勝のどんぐり診療所
診療所HP:http://www.sarabetsu.jp/sinryousyo/
診療所ブログ:http://blog.livedoor.jp/sarabetsu2001/
札幌と比べて、大地も空も広いです
爽快な気分でここ2週間を過ごせています
環境って大切ですね・・・
ここで二番手として働くことになりました
一昨年は一番下っ端で働いていましたが、
今年は立場も責任も異なる感覚で診療所にいます
それを改めて痛感したのが、先週の外来でした
一人で今までの倍以上の数を午前も午後も診療しました
しかも時間内に・・・
初期研修医のころは、半日で4人診るだけで汗をかき、
カルテを書くのも遅くまでかかっていたのに・・・
北部東京の藤沼先生が紹介されていたと聞いた、
“Routine, ceremony, drama”のように
指導医の先生がおっしゃった
“濃淡”のように
外来が進む感覚を初めて少し覚えました
赴任直後は電子カルテにも慣れず、
持っても仕方のない陰性感情を抱いてしまう瞬間もありましたが、
解消して、陰性感情に気づくcheck pointも構築して外来に臨めています
この順応もサイトを転々としてきたからこそ得られたものかもしれません
環境が変わった直後は悔しいくらいにパフォーマンスが落ちることと向き合ってきたので、
どう工夫すれば慣れるのかには必死です・・・
そう考えると、初期から今までの教育環境は素振りだったり、練習試合だったのかもしれません
特に後期研修の1年目は安全と挑戦を兼ね備えたありがたい環境でした
そのなかで実戦に向かったときに“はやく”なるためのものができつつあったことを実感しました
その“はやさ”の中だからこそ、
家庭医らしいと思える瞬間があると、
乾いたのどへのビールのように心地いいです
今のプログラムでは最後の一年になります
赴任先は十勝のどんぐり診療所
診療所HP:http://www.sarabetsu.jp/sinryousyo/
診療所ブログ:http://blog.livedoor.jp/sarabetsu2001/
札幌と比べて、大地も空も広いです
爽快な気分でここ2週間を過ごせています
環境って大切ですね・・・
ここで二番手として働くことになりました
一昨年は一番下っ端で働いていましたが、
今年は立場も責任も異なる感覚で診療所にいます
それを改めて痛感したのが、先週の外来でした
一人で今までの倍以上の数を午前も午後も診療しました
しかも時間内に・・・
初期研修医のころは、半日で4人診るだけで汗をかき、
カルテを書くのも遅くまでかかっていたのに・・・
北部東京の藤沼先生が紹介されていたと聞いた、
“Routine, ceremony, drama”のように
指導医の先生がおっしゃった
“濃淡”のように
外来が進む感覚を初めて少し覚えました
赴任直後は電子カルテにも慣れず、
持っても仕方のない陰性感情を抱いてしまう瞬間もありましたが、
解消して、陰性感情に気づくcheck pointも構築して外来に臨めています
この順応もサイトを転々としてきたからこそ得られたものかもしれません
環境が変わった直後は悔しいくらいにパフォーマンスが落ちることと向き合ってきたので、
どう工夫すれば慣れるのかには必死です・・・
そう考えると、初期から今までの教育環境は素振りだったり、練習試合だったのかもしれません
特に後期研修の1年目は安全と挑戦を兼ね備えたありがたい環境でした
そのなかで実戦に向かったときに“はやく”なるためのものができつつあったことを実感しました
その“はやさ”の中だからこそ、
家庭医らしいと思える瞬間があると、
乾いたのどへのビールのように心地いいです
2009年3月16日月曜日
働くのが楽しいクリニックの原型
明後日に指導医の訪問指導が待っています
病棟研修中は特に大切な年4回の貴重な機会で準備にも気合が入ります
特に思うところがあってFeedbackを受けたいSEAやテーマなどには時間がかかります
各地で盛んなポートフォリオも発表用にひとつ仕上げなければ…
濃厚な小児科研修でテーマも多彩で悩むところです
今夜は、外来Reflectionや入院サマリーをみて振り返りの一時を過ごしています
振り返る中でふと、
今のこども診療所がとても働きやすい職場であることに気がつきました
なんでしょうか?
この働きやすいクリニックの構成要素は??
一人ブレストしてみました
・医師、看護師、事務で柱となるリーダーの安定感に支えられていること
*特に小児科の医師は父性的で面白いです
・受付のスタッフ皆さんが子供目線で、声かけが多くて、笑顔
*受付の前を通るときの一声や表情で嬉しくなります
・看護師さんが屋根瓦式の教育をしていて学びの移転が医師にも好影響
*積極的な勉強会、経験の積ませ方、医師との積極的なコミュニケーション↑↑
・研修医慣れしている
*外来の割り振りが研修医患者双方に安全、見学⇒指導⇒カルテレビューと段階的に導入される
・地域に根付いて50年弱のクリニックなので地域・患者さんからの信頼がある
*研修医でも診療所への信頼感で診療がスムーズになる有難さ
・人の異動が少なく機能集団(ゲゼルシャフト)というよりは家族集団(ゲマインシャフト)に近い
*以前緩和ケア病棟で経験した、組織の“お父さん”と“お母さん”とその兄弟姉妹たちのイメージ
・・・
などでしょうか??まだまだ有ると思いますが、このあたりで
道内各地の診療所で働いていて、こんな視点も出来つつあることが確認できました
自分が診療所での教育に興味があるためかもしれませんが、
医学でも看護でも教育が当たり前のようにある診療所って素敵だと感じました
病棟研修中は特に大切な年4回の貴重な機会で準備にも気合が入ります
特に思うところがあってFeedbackを受けたいSEAやテーマなどには時間がかかります
各地で盛んなポートフォリオも発表用にひとつ仕上げなければ…
濃厚な小児科研修でテーマも多彩で悩むところです
今夜は、外来Reflectionや入院サマリーをみて振り返りの一時を過ごしています
振り返る中でふと、
今のこども診療所がとても働きやすい職場であることに気がつきました
なんでしょうか?
この働きやすいクリニックの構成要素は??
一人ブレストしてみました
・医師、看護師、事務で柱となるリーダーの安定感に支えられていること
*特に小児科の医師は父性的で面白いです
・受付のスタッフ皆さんが子供目線で、声かけが多くて、笑顔
*受付の前を通るときの一声や表情で嬉しくなります
・看護師さんが屋根瓦式の教育をしていて学びの移転が医師にも好影響
*積極的な勉強会、経験の積ませ方、医師との積極的なコミュニケーション↑↑
・研修医慣れしている
*外来の割り振りが研修医患者双方に安全、見学⇒指導⇒カルテレビューと段階的に導入される
・地域に根付いて50年弱のクリニックなので地域・患者さんからの信頼がある
*研修医でも診療所への信頼感で診療がスムーズになる有難さ
・人の異動が少なく機能集団(ゲゼルシャフト)というよりは家族集団(ゲマインシャフト)に近い
*以前緩和ケア病棟で経験した、組織の“お父さん”と“お母さん”とその兄弟姉妹たちのイメージ
・・・
などでしょうか??まだまだ有ると思いますが、このあたりで
道内各地の診療所で働いていて、こんな視点も出来つつあることが確認できました
自分が診療所での教育に興味があるためかもしれませんが、
医学でも看護でも教育が当たり前のようにある診療所って素敵だと感じました
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