今週末、旭川医大で開催された勉強会に出張で行ってきました
北海道家庭医療学センターで毎年恒例となっている学生主催の勉強会です
行きは雪解けの三国峠、帰りは富良野を通ったので出張という名の観光ドライブでもありました
晴天+桜満開で一番春を感じる週末だったからかもしれませんが・・・
北海道家庭医療学センターの先輩も含め、4名のレクチャーを聞きました
内容はもちろんですがプレゼンスキルや講義方法が勉強になりました
最近のSelf awarenessで、『モデリングでの学びが多い』ということを知ったので、
余計に意識してレクチャーを聴いてしまいました
レクチャー方法のTipsの宝庫でした
以下一部抜粋です・・・
・『あえて自分なりの問題意識とその答えを持ち、伝える』
演者がもつ問題意識を聞くことでグッと引き寄せられる感覚がありました
あるテーマでの問題点やキモを説得力を持って説明されるといいイントロになります
・『概念は図にする』
だらだらしゃべるより、ぐどぐど説明するよりすっきりです
ただし図がシンプルなことが大切・・・
・『自分にとって大切な経験の語り部になる、そしてキーメッセージを抽出する』
家庭医は患者さんのエピソードでのプレゼンをしてこそ!!と前々から思っているので、
前半の『経験の語り部』は重要視していました
ただ、そこから『キーとなるメッセージを抽出する』となると一味変わりますね~
・『自分が楽しくなる』
自分のネタでウケる芸人もアリというスタンスですね・・・
聞いている人達の表情がとっても素敵な時間でした
・『百聞は一見にしかず、百見は一動にしかず』
やっぱり経験してこそ学びが深まるんですね!!
領域によってはリアルに近い模擬経験をデザインする事って大切ですね~
モデリングですが、
注意して観察する⇒取り込んで保持する⇒再生する
という3つのstepがあるそうです
そして、このいずれにもモチベーションが絡んでくると言われています
今回のモチベーションを考えてみると、
学生さんの反応も観察していたからこそ!!
と振り返って思いました
彼らが前のめりな姿勢への変化や、
思わずメモを走らせる瞬間、
深いうなずきがあるタイミング
そのときの演者の言動をモデリングするからこそ、
より強い保持ができて、今後再生可能なものになるんだろうな~と感じました
更別でもレクチャーの機会がわんさかとあるので、ひとつずつtryしていこうと思います
今回は500kmの旅路でした、GWと積算してこの一週間での走行距離は1500km弱・・・
北海道は広い!!
レクチャーは深い!!
2009年3月16日月曜日
働くのが楽しいクリニックの原型
明後日に指導医の訪問指導が待っています
病棟研修中は特に大切な年4回の貴重な機会で準備にも気合が入ります
特に思うところがあってFeedbackを受けたいSEAやテーマなどには時間がかかります
各地で盛んなポートフォリオも発表用にひとつ仕上げなければ…
濃厚な小児科研修でテーマも多彩で悩むところです
今夜は、外来Reflectionや入院サマリーをみて振り返りの一時を過ごしています
振り返る中でふと、
今のこども診療所がとても働きやすい職場であることに気がつきました
なんでしょうか?
この働きやすいクリニックの構成要素は??
一人ブレストしてみました
・医師、看護師、事務で柱となるリーダーの安定感に支えられていること
*特に小児科の医師は父性的で面白いです
・受付のスタッフ皆さんが子供目線で、声かけが多くて、笑顔
*受付の前を通るときの一声や表情で嬉しくなります
・看護師さんが屋根瓦式の教育をしていて学びの移転が医師にも好影響
*積極的な勉強会、経験の積ませ方、医師との積極的なコミュニケーション↑↑
・研修医慣れしている
*外来の割り振りが研修医患者双方に安全、見学⇒指導⇒カルテレビューと段階的に導入される
・地域に根付いて50年弱のクリニックなので地域・患者さんからの信頼がある
*研修医でも診療所への信頼感で診療がスムーズになる有難さ
・人の異動が少なく機能集団(ゲゼルシャフト)というよりは家族集団(ゲマインシャフト)に近い
*以前緩和ケア病棟で経験した、組織の“お父さん”と“お母さん”とその兄弟姉妹たちのイメージ
・・・
などでしょうか??まだまだ有ると思いますが、このあたりで
道内各地の診療所で働いていて、こんな視点も出来つつあることが確認できました
自分が診療所での教育に興味があるためかもしれませんが、
医学でも看護でも教育が当たり前のようにある診療所って素敵だと感じました
病棟研修中は特に大切な年4回の貴重な機会で準備にも気合が入ります
特に思うところがあってFeedbackを受けたいSEAやテーマなどには時間がかかります
各地で盛んなポートフォリオも発表用にひとつ仕上げなければ…
濃厚な小児科研修でテーマも多彩で悩むところです
今夜は、外来Reflectionや入院サマリーをみて振り返りの一時を過ごしています
振り返る中でふと、
今のこども診療所がとても働きやすい職場であることに気がつきました
なんでしょうか?
この働きやすいクリニックの構成要素は??
一人ブレストしてみました
・医師、看護師、事務で柱となるリーダーの安定感に支えられていること
*特に小児科の医師は父性的で面白いです
・受付のスタッフ皆さんが子供目線で、声かけが多くて、笑顔
*受付の前を通るときの一声や表情で嬉しくなります
・看護師さんが屋根瓦式の教育をしていて学びの移転が医師にも好影響
*積極的な勉強会、経験の積ませ方、医師との積極的なコミュニケーション↑↑
・研修医慣れしている
*外来の割り振りが研修医患者双方に安全、見学⇒指導⇒カルテレビューと段階的に導入される
・地域に根付いて50年弱のクリニックなので地域・患者さんからの信頼がある
*研修医でも診療所への信頼感で診療がスムーズになる有難さ
・人の異動が少なく機能集団(ゲゼルシャフト)というよりは家族集団(ゲマインシャフト)に近い
*以前緩和ケア病棟で経験した、組織の“お父さん”と“お母さん”とその兄弟姉妹たちのイメージ
・・・
などでしょうか??まだまだ有ると思いますが、このあたりで
道内各地の診療所で働いていて、こんな視点も出来つつあることが確認できました
自分が診療所での教育に興味があるためかもしれませんが、
医学でも看護でも教育が当たり前のようにある診療所って素敵だと感じました
2009年3月10日火曜日
京都で家庭医療のポートフォリオの学び
先週末に8名の後期研修医のポートフォリオの発表が京都でありました。
どれも家庭医療らしく、涙を誘われたものもありました。
印象に残ったことは3点です。
1.ポートフォリオが家庭医のモチベーションを維持する
2.ポートフォリオのフォーマット整備が家庭医療の学びを深める
3.レジデントで集まる場が大切
1.ポートフォリオが学びを促進する
とある循環器科研修中の研修医の発表で、disease中心のプレゼンが進み、『医学的なもので終わりかな~』と思ってみていたところ、
「そういえば、家庭医療後期研修医だった」
という一枚のスライドがあり、その後illnessのプレゼン、BioPsycoSocialアプローチがとられたポートフォリオ発表になりました。
会場が笑いに包まれ、そしてその先生の奮闘振りに敬意を持って質疑が進みました。
質疑で「院内での家庭医療レジデントでの定期の集まりと、この発表の機会があることがモチベーションになった」という発言がありました。
普段は専門研修で忘れがちなモチベーションを保つためのポートフォリオになっていたんだな~と気づきました。
2.ポートフォリオのフォーマットの整備が家庭医療の学びを深める
在宅ターミナル、家族会議、患者中心の医療の方法、医師患者関係、入院→在宅への取り組み
など、重要なテーマ・ストーリーが目白押しでした。
それぞれの紹介で、ADLならDEATH、illnessならFIFAなど、PCCMならコンポーネントの何に当たるのか・・・など発表のフォーマットがある程度統一されている、でもまだバラバラな印象を持ちました。
患者さんの個別性もあり、ポートフォリオのフォーマットが統一されることはないのでしょうが、
・illnessの紹介はFIFAだけでいいのか?
・家族会議なら必ず仮説をプレゼンしたほうがいいだろうか?
・患者医師関係をプレゼンするときに、自己認識や自己変容をどのようにプレゼンすればいいのか?
・・・
などを学び・洗練することが家庭らしい学びを深めるのではないかと思ってみていました。
患者さんやイベントとの出会いの中で、家庭医的な学びを深め、それを消化し結晶化するポートフォリオを目指したいと思いました。
3.レジデントで集まる場が大切
こういったレジデントが集合する場の力の大きさを感じました。
日本各地で、そして冬期セミナー誕生した各コミュニティーの場で、モチベーションを維持し、学びを交流し、家庭医としての成長をレジデントが中心となって進める場がたくさんできるといいな~と思いました。
どれも家庭医療らしく、涙を誘われたものもありました。
印象に残ったことは3点です。
1.ポートフォリオが家庭医のモチベーションを維持する
2.ポートフォリオのフォーマット整備が家庭医療の学びを深める
3.レジデントで集まる場が大切
1.ポートフォリオが学びを促進する
とある循環器科研修中の研修医の発表で、disease中心のプレゼンが進み、『医学的なもので終わりかな~』と思ってみていたところ、
「そういえば、家庭医療後期研修医だった」
という一枚のスライドがあり、その後illnessのプレゼン、BioPsycoSocialアプローチがとられたポートフォリオ発表になりました。
会場が笑いに包まれ、そしてその先生の奮闘振りに敬意を持って質疑が進みました。
質疑で「院内での家庭医療レジデントでの定期の集まりと、この発表の機会があることがモチベーションになった」という発言がありました。
普段は専門研修で忘れがちなモチベーションを保つためのポートフォリオになっていたんだな~と気づきました。
2.ポートフォリオのフォーマットの整備が家庭医療の学びを深める
在宅ターミナル、家族会議、患者中心の医療の方法、医師患者関係、入院→在宅への取り組み
など、重要なテーマ・ストーリーが目白押しでした。
それぞれの紹介で、ADLならDEATH、illnessならFIFAなど、PCCMならコンポーネントの何に当たるのか・・・など発表のフォーマットがある程度統一されている、でもまだバラバラな印象を持ちました。
患者さんの個別性もあり、ポートフォリオのフォーマットが統一されることはないのでしょうが、
・illnessの紹介はFIFAだけでいいのか?
・家族会議なら必ず仮説をプレゼンしたほうがいいだろうか?
・患者医師関係をプレゼンするときに、自己認識や自己変容をどのようにプレゼンすればいいのか?
・・・
などを学び・洗練することが家庭らしい学びを深めるのではないかと思ってみていました。
患者さんやイベントとの出会いの中で、家庭医的な学びを深め、それを消化し結晶化するポートフォリオを目指したいと思いました。
3.レジデントで集まる場が大切
こういったレジデントが集合する場の力の大きさを感じました。
日本各地で、そして冬期セミナー誕生した各コミュニティーの場で、モチベーションを維持し、学びを交流し、家庭医としての成長をレジデントが中心となって進める場がたくさんできるといいな~と思いました。
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