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2009年12月2日水曜日

憧憬を持つ

自分のモチベーションに枯れが無いことを自覚しながらの日々です
その源泉は何かと考えてみました

それは、『自分だったらこうしたい』『こうなると理想形だな~』という憧憬を持つことでした

北海道家庭医療学センターが魅力的な組織なのも、
組織全体がその憧憬を持っていることなのかもしれないな~と感じました。


今の自分の立場であれば感じる限界も、
一段上のポストであれば突破できる感覚

このシュミレーションが大切ですね


これって、想像力を賦活させる意味でも大切なことです
かつてテニス部でレギュラーでは無かったときに、自分がレギュラーだったらこんなプレーをするのに・・・
と思っていたことが、レギュラーへの近道だった気がします


家庭医として最大限その機能を発揮すれば、町はこうなる!この患者さんとはこうできる!
そんな想像力からの憧憬が一番のモチベーションになっている気がしました

2009年9月28日月曜日

探して揺れても、たち続ける中心

十勝の診療所もあと一週間となりました

新たな立場で、多くの経験を積むことができました

小さな舞台から大きな舞台まで、様々な舞台経験がこの半年も糧になった実感があります


なにより、地域医療どっぷりの先生方とお会いできたこと
若手の自分が家庭医としての一生を全うすることへのイメージが出来ました

そして、家庭医としてのプロフェッショナリズムも目の当たりにすることができました


指導医との振り返りのときに、
立ち続ける中心について話題になりました

別の指導医も別の言葉で同じことを表現しているように感じました


振り切れず、落ちず、立ち続ける中心
新たなテーマを教えてもらえた振り返りでした


今日は臨床研究のfellowshipのゼミみたいな時間がありました

日本の家庭医療の発展と、自分の体験と、
医師患者双方へのよりよいアウトカムの探求から搾り出したリサーチクエスチョン(RQ)
について議論をしました


これも「中心」に立ち続ける大切さと難しさを実感しました

よいRQの要件で習った“FIRMNESS”
これらの項目をどれが不足することなく立たせることのバランス・・・
一つの要件の追求は、別の要件をおろそかにする動きとして連動してしまう気がしました

良いRQ一つとっても、
多彩な評価の中心に立つものであれば素晴らしいのだな~と実感しました


家庭医として中心に立つ・・・その意味から模索しながら、
バランスを、バランスを、バランスを

2009年4月14日火曜日

3年目の春、十勝の“広さ”と“はやさ”

とうとう後期研修も3年目を迎えました・・・
今のプログラムでは最後の一年になります

赴任先は十勝のどんぐり診療所
診療所HP:http://www.sarabetsu.jp/sinryousyo/
診療所ブログ:http://blog.livedoor.jp/sarabetsu2001/

札幌と比べて、大地も空も広いです
爽快な気分でここ2週間を過ごせています

環境って大切ですね・・・


ここで二番手として働くことになりました

一昨年は一番下っ端で働いていましたが、
今年は立場も責任も異なる感覚で診療所にいます


それを改めて痛感したのが、先週の外来でした
一人で今までの倍以上の数を午前も午後も診療しました
しかも時間内に・・・

初期研修医のころは、半日で4人診るだけで汗をかき、
カルテを書くのも遅くまでかかっていたのに・・・


北部東京の藤沼先生が紹介されていたと聞いた、
“Routine, ceremony, drama”のように
指導医の先生がおっしゃった
“濃淡”のように
外来が進む感覚を初めて少し覚えました


赴任直後は電子カルテにも慣れず、
持っても仕方のない陰性感情を抱いてしまう瞬間もありましたが、
解消して、陰性感情に気づくcheck pointも構築して外来に臨めています

この順応もサイトを転々としてきたからこそ得られたものかもしれません
環境が変わった直後は悔しいくらいにパフォーマンスが落ちることと向き合ってきたので、
どう工夫すれば慣れるのかには必死です・・・


そう考えると、初期から今までの教育環境は素振りだったり、練習試合だったのかもしれません
特に後期研修の1年目は安全と挑戦を兼ね備えたありがたい環境でした

そのなかで実戦に向かったときに“はやく”なるためのものができつつあったことを実感しました


その“はやさ”の中だからこそ、
家庭医らしいと思える瞬間があると、
乾いたのどへのビールのように心地いいです